村上春樹 「世界の終りと ハードボイルド・ワンダーランド」について

今日は小説のご紹介です。


村上春樹著 「世界の終りと ハードボイルド・ワンダーランド」


以前、「ノルウェイの森」についてここで書いた後、Mさんに勧められて、読んでみました。


すごく頭とセンスの良い人の話を聴いているような本でした。


主人公は自分の主観がハッキリしていて、普通に見れば偏っているんだろうけれど、(そもそも普通ってなんだ?というか、偏った部分はだれでも何かしら持っている気がするけど)主人公の、本人らしさを感じさせる書き方が、話を聴いているような気にさせているんだと思う。


長い間、多分、僕が中学生の時以来、この人の本を読んでいなかった。


もう20年も前のことになる。


その時は自分の経験がまだ少なすぎて、この本の細かなことまで理解したり、共感したり、時々出てくる例えの映画や音楽や俳優なんかを知らなかったはず。


今読むとすごく面白い。


また、この主人公が好きなものが、たまたま僕自身の好みに似ていて、同じものを聴いていたり、観ていたりしたので、より気持ちが伝わってきたのかもしれないけれど、多くの人がファンになる気持ちがよくわかる。


センスの良い人と接していると、“センスの良さ”というものが分かってくるし、頭のいい人と接しているとその人の考え方を通して学ぶことができる・・・そういう面でも楽しい本だった。


そして、いろんなことを試してみたくなった。


いろんなところに、日常の細かなところに楽しむきっかけはあるのに、気付いていない僕自身を発見した。


酒が飲みたくなり、自分らしさをもっと自由に表現したくなった。


他の人の人生を覗いているような、そんな小説でもあった。


ぜひ、村上春樹の他の本も読んでみたいと思う。


とても面白かった。


Mさんありがとう!


読んだ人とは、もっと中身の内容について、いろいろ話がしてみたいです。


Mさん、これを見ていたら、今度会った時話しましょう。


まだ読んでいない方・・・おすすめです。


Writing by IW DESIGN ( IW DESIGN ONLINE STORE )


世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド
新潮社
村上 春樹

amazon.co.jpで買う
Amazonアソシエイト by 世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド の詳しい情報を見る / ウェブリブログ商品ポータル




作品解説(Wikipediaより)

『世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド』(せかいのおわりとハードボイルド・ワンダーランド)は村上春樹の4作目の長編小説。1985年、第21回谷崎潤一郎賞受賞(30歳代での受賞は大江健三郎以来史上二人目)。

作品は「世界の終り」と「ハードボイルド・ワンダーランド」の章に分かれており、世界を異にする一人称視点(「僕」と 「私」)からの叙述が、章ごとに交互に入れ替わりながら、パラレルに進行する。但し、厳密な意味でのパラレルとは言えない(『海辺のカフカ』の同時間軸とは異なる)。『ノルウェイの森』(単行本)のあとがきの中で、村上はこの小説を自伝的な小説であると位置づけている。

「世界の終り」は、一角獣が生息し「壁」に囲まれた街、「世界の終り」に入ることとなった「僕」が「街」の持つ謎と「街」が生まれた理由を捜し求める物語。外界から隔絶され、「心」を持たないが故に安らかな日々を送る「街」の人々の中で、「影」を引き剥がされるとともに記憶のほとんどを失った「僕」は葛藤する。「僕」は図書館の夢読みとして働きつつ、影の依頼で街の地図を作り、図書館の女の子や発電所の管理人などと話をし、街の謎に迫っていく。時間軸的には『ハードボイルド・ワンダーランド』の「私」がシャフリングを行ったのと同時に(すなわち、「私」の思考システムが「第三の思考システム」に切り換わったのと同時に)『世界の終り』のストーリーが始まるものと思われる。

「ハードボイルド・ワンダーランド」は、近未来と思われる世界で暗号を取り扱う「計算士」として活躍する「私」が、自らに仕掛けられた「装置」の謎を捜し求める物語である。半官半民の「計算士」の組織「システム」とそれに敵対する「記号士」組織「ファクトリー」は、暗号の作成と解読の技術を交互に塀立て競争の様に争っている。「計算士」である「私」は、暗号処理の中でも最高度の「シャフリング」を使いこなせる存在であるが、その「シャフリング」システムを用いた仕事の依頼をある老博士から受けたことによって、状況は一変する。

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!

ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。

→ログインへ

なるほど(納得、参考になった、ヘー)
驚いた
面白い
ナイス
ガッツ(がんばれ!)
かわいい

気持玉数 : 0

この記事へのコメント

この記事へのトラックバック